外出先から帰ると店の外まで甲殻類の香りがプンプン♪
「いや〜ひっさしぶりのソースひこうかな〜と思って・・・。」とシェフ。
そうなんです、
『ソース・アメリケーヌ』を仕込んでいたのです。
これまたフランス料理の基本のソースでしてオマール海老や伊勢海老の殻とミソを潰し
コニャックとトマトを加え漉して煮詰めたソースを言います。本当はもっと複雑な工程が
あるのですが上手く表現出来ないので食べて頂いた方が早いかと・・・
このソース、材料でお分かりの通り、とても高価なソースなのです♪
スーパーにも缶詰で販売されていますが缶詰と言えど高い!勿論お味も一緒にされちゃ〜困ります。
ワタクシ達もたまにはよそ様のおフランス料理を頂く事もあるのですが
こういったソース、最近は見かけないな〜。
作らない店で修行すると、作れないコックが生まれる・・・これってどうよ?って思ってしまいます。
で、ワタクシの試食分の画像デス。こんな色に仕上がります。
プチ知識として
『アメリケーヌ』の名前のまま、
アメリカ風という意味であり
アメリカ帰りのフランス人が作った説と
『アルモリック』という
フランスのブルターニュ地方のケルト名が変化した説と2つあるんだとか・・・。
どちらも甲殻類に使われる調理法だそうです。
少しでも気分を味わいたい方は
『かっぱえびせん』食べてね♪